2011年9月30日金曜日

金木犀

大学の入り口近くで良い匂いがし始めました。通るたびにどこかな、と探していたのですが、今日やっと見つけました。けっこう大きな金木犀の樹です。写真では小さな個々の花はわかりにくいですね。
フランス語では辞書によれば、olivier odorant とかなっていますが、どうかな?木犀とはオリーヴなのだろうか?学名は Osmanthus fragrans というようですが、Osmanthus が木犀のようですな。その上位分類が Oleaceae で、この中にオリーヴも含まれるようだ。

2011年9月27日火曜日

夜来香ふたたび

夏の酷暑でほとんど枯れていた夜来香が復活。また咲き出しました。夜に咲くので良い写真が撮れず、これは朝に撮ったもの。少ししぼんでいるのはそのせい。

2011年9月26日月曜日

也有の四行詩

絶句にまねたらしい。『鶉衣』を読んでいたら出て来た。

たれ雑炊に落葉たきぬる
すゝけし昔とへどこたへず
われわれ鍋の世をのがれなば
よし綴蓋の汝とあそばむ

1、2、4行目が韻を踏んでいる。押韻詩の試みがこんな昔にあったとは!(しかし、蕪村とかにもあったような……。)

2011年9月25日日曜日

教会チャリティーコンサート

神戸バプテスト教会でチャリティーコンサート。毎年、ホームレス支援のチャリティーはあるのだが、今年はそれに東日本大震災へのチャリティーも。私は聖歌隊+ゴスペルサークルの合唱隊の伴奏でお手伝いをいたしました。他にも音大卒業したばかりのフレッシュな人々の演奏もあり、教会はほぼ満席でした。子供たちの合唱もあり、これが感動もの!よかったです。

2011年9月22日木曜日

朝鮮民芸論集

浅川巧『朝鮮民芸論集』(高崎宗司編、岩波文庫)読了。「正しき工芸品は親切な使用者の手によって次第にその特質の美を発揮するもので、使用者は或意味での仕上工とも言い得る。……然るに如斯工芸品は世に段々少なくなる傾向がある。即ちこの頃の流行は器物が制作者の手から離れる時が仕上がったときで、その後は使用と共に破壊に近づく運命きり持っていない」。卓見である!また韓国に行きたくなってきた。それも田舎に。

2011年9月21日水曜日

レコ芸

『レコード芸術』10月号で、ゆみさんと録音した『セヴラック/歌曲と古いシャンソン』が「特選盤」に選ばれました(ちなみに、特選盤全体紹介のページでは「古い歌曲とシャンソン」になっています w)。

中野慶理ピアノリサイタル

昨日は台風接近の中、大阪いずみホールで中野先生のリサイタル。演奏活動30周年ということで、お得意のレパートリー。ラフマニノフ、シマノフスキー、プロコフィエフ、休憩を挟んでスクリャービン。シマノフスキー《エチュード》作品4は初めて聴いた。なかなか面白い。やはり圧巻は最後のスクリャービン《エチュード》作品8全曲でしたな。これほどロシアもの(?)を安心して聴けるピアニストは日本には珍しいのでは?しかし、そんな熱演を前にして、寝ている御仁やいちゃついているカップルも……、いやはや。今度は中野先生に Vers la flamme を弾いて欲しいですね。

2011年9月20日火曜日

Allain Gaussin

Allain Gaussin から合宿中に突然電話。また大阪音大で作曲法集中講義で来ているので、会いたいと。というわけで、昨日大阪梅田で会いました。京都フランス音楽アカデミー再編の話。彼の Ogive のプロジェクトの話。やはりフランスは全体的にお金がないのですね。なかなか文化的な事業は難しい。彼は来週には東京に行って、大使館の文化担当と直接話をすると言っていた。

2011年9月17日土曜日

卒業ゼミ合宿

恒例の卒業ゼミ合宿。詳細はHP上にちゃんとアップします。とりあえずは8人みなが無事に中間発表を終わりました。今出川キャンパス、ジェームズ館で発表会はしたので、昼食は寒梅館のレストランでしたのだが、そこで「世界World」のチラシに大きくリッチー・ホーティンの写真が。京都に来るんだね。さてその後、京都市内に一泊して、翌日には京都市美術館の「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」を見た。印象派の有名な作品があったりして、なかなかでしたが、その中にフレデリック・バジルの数点があった。特に『エッグ・モルト(展覧会の訳は「エギュ」と間違っていたが)の城壁 Les Remparts d'Aigues-Mortes』があった。この中世の城塞都市は懐かしい。何回も行きましたよ。ちなみに「aigue」とは、古南仏語(だったかな?)で「水」のこと、語源は「aqua」と一緒です。

2011年9月15日木曜日

ノエル・アクショテ

ノエル・アクショテの『ピンク・レディー』を聴いた。ギターで弾くとこんなになるのか、全然別の曲のようです。リュック・フェラーリとアクショテとのやりとりも聞いたが、なかなか面白い。どうもフェラーリにピンク・レディーも聴かせていたらしい(笑)。そして、今度はジェズアルドのマドリガルのアルバムを作るそう。楽しみである。

2011年9月14日水曜日

Col-lecció obra inèdita

バルセロナの福島さんから頼んでおいた Frederic Mompou の Col-lecció obra inèdita の三巻本が届いた!うれしー!そのうえ、それらの作品も含んだCDも(Impressions, Obres per a piano, Mac McClure, Columna Música)。¡Muchas gracias, Mutsumi!

2011年9月13日火曜日

箕面

教育実習校への巡回指導ということで、箕面まで行って来た。箕面というのは初めて行った。
Minoo, montagnes au nord d'Osaka.
せっかくなので、帰りに梅田の阪急古書の街に寄る。すごい掘り出し物が二つ。ヴァンサン・ダンディ『ベートーヴェン』(冨士原清一訳、新太陽社、昭和18年)、ジュール・コンバリゥ『音楽の法則と進化』(園部三郎訳、創元社、昭和17年)。日本の翻訳文化というのは戦前(というか戦中か)からすごいものがあったんだね。その上ダンディの本なんて、たったの500円だよ!ワンコイン!

2011年9月12日月曜日

須磨海岸

La plage Suma, à l'ouest de Kobe.

松葉邸

昨日、昼は佳子さんの家庭教師だったという高平先生来訪。その後、松葉邸にお招ばれ、希伊子さんも。彼女は日仏哲学会で発表し、その後松葉邸に一泊とのこと。しかしお久しぶりでありました。恵さん、真理ちゃんも。

2011年9月10日土曜日

アーモスト館

同女今出川キャンパスの同志社大学との境の道(相国寺にいたる)に入ってみたら、同女側にこんな建物があった。アーモスト館といって、ヴォーリズの設計とのこと。

Amherst House (Doshisha Women's College, Kyoto), built by William Merrell Vories.

2011年9月9日金曜日

松下悦子ソプラノリサイタル

大学院の会議に今出川へ行った帰り、松下先生のリサイタル(いずみホール)に行って来た。「月のある風景」と題して、月に関係のある、シューベルト、木下牧子、清水肇、ヴォルフ、シェーンベルクらの作品を集めたもの。しかし日本語の歌の問題は、どうしてもピアノ伴奏歌曲のスタイルが、伝統的(木下)でも前衛的(?清水)でも、ちぐはぐな感じがするところだろう。必然性(?)が感じられないのだ。その点、ヴォルフは素晴らしい。やはり、どうしてもエクセントリックだね。そしてシェーンベルク。同じ曲目を奈良ゆみさんも最近歌ったのだが、松下さんのはちょっと「お行儀」が良すぎたかな。

2011年9月7日水曜日

拙著『デオダ・ド・セヴラック ― 南仏の風、郷愁の音画』(アルテス・パブリッシング)の見本版が自宅に送られて来た。やっと出版という感じ。とてもよい雰囲気の本に仕上がっていると思う。10月末には東京日仏会館で奈良ゆみさんとコンサートの予定。そしてその後は12月のジャクリーヌ・コー映画上映計画である。

2011年9月4日日曜日

歌舞伎

久しぶりに歌舞伎を見に行った。大阪松竹座の九月大歌舞伎。特に團十朗の富樫と海老蔵の弁慶という親子取り合わせの『勧進帳』は見もの。
しかし早めに着いてしまったので、なんば・心斎橋観光 (^_^)
これは有名なグリコの看板。ぼくの後ろの橋が道頓堀にかかる橋。
そのそばの大きなカニ。いつもは動いているのに今日は動いていない、と思ったら……

ということでした。そして

もう少し東に入ると、このおおきなタコ。これが上海万博まで行ったのでした。ここは「コナモン・ミュージアム」です。
というわけで、時間をつぶして、劇場に入ったが、何しろ入り口には非常に多くの人々がつめかけていて、開場と同時に殺到するものだから、大変な混雑。そのくせ入り口は狭く(モギリの人手不足か)、けっこう危険状態で、少々改良の余地ありと思われる。
演目は『華果西遊記』、『勧進帳』、『幸助餅』。最初はスペクタクル、二番目は伝統、そして最後は人情喜劇というバラエティに富んだ、飽きさせないプログラム。楽しめました。『勧進帳』は能の『安宅』をもとにしているので、随所に能を思わせる音楽があり(能管に大鼓、小鼓など)、そこに7丁の三味線で長唄を絡めて歌舞伎にしているわけで、ふと思ったのは、これはシューベルト《さすらい人幻想曲》をピアノコンチェルトにしちゃったリストの編曲みたいなものか、あるいはブラームス《ピアノ四重奏曲》を交響曲にしたシェーンベルクか、どんな比較が成り立つかな、などいうことでした。やはり海老蔵の存在感は(なんやかんや言っても)確固としてあるね。
遅くなったので、大阪に一泊。グランヴィア。部屋から例のステーションシティの上部が見える。空中庭園はもっとすごいのかと思ったら、案外ちゃっちい。(写真見えますか。)


2011年9月2日金曜日

台風

休み中にも拘わらず校務のため久しぶりに大学へ。しかしそういう時に限って台風などがやってきたりする。無事に辿り着けるか(着けても帰れるか)心配。

2011年9月1日木曜日

チャリティコンサート

神戸バプテスト教会のお手伝いを(ちょこっとだけ)することになった。聖歌隊の伴奏です。

字幕

『プリズムの色、時間のメカニクス』の字幕作成を終わった!というか、字幕を作ったというよりも、なるべく少ない字数で台詞を翻訳した、というのが正確な所ですね。字数を考えていると全然先に進めなくなってしまうので、とりあえず訳してしまいました。そして、西原さんのところに送りましたが、彼女が字数を考えながら校正(改訂?)してくれればよいのだが。しかし、すごい人々が面白いことをいろいろと話しているので、ぜひぜひ現代音楽ファンのみならずテクノや音響派(?)の人々にも見て貰いたい映画です。12月の上映計画も徐々に進行中。詳細は決定次第すぐにお知らせいたします。